冷えとり健康法の靴下の重ね履きは有名ですが、洋服もじょうずに重ね着をして、寒い季節、冷えを予防してあたたかく、おしゃれに過ごしたいですよね。
薄いものでも、重ねると空気の層ができます。厚い洋服を一つ着込むより、重ね着のほうがずっと保温効果が高いことで知られています。
いかに着ぶくれせず、スマートに冷えをシャットアウトするか? 今年の冬のインナー戦略を考えてみました。
冬のインナーは汗冷えの可能性を考慮して選ぼう。
うちは、暖房が効きにくい古家です。北海道や東北ほどではないですが、寒いときは、氷点下になる地域です。
15度前後の屋内で過ごすことが多い。
暖房で汗をかくことはほとんどないので、汗冷えの心配はありません。なので、ユニクロのヒートテックのように、レーヨン混のインナーでも問題ありません。
レーヨン混の下着は、薄くしなやかで着心地がいいので、重ね着にはとてもいい素材です。ただ、汗をいっぱいかく場合には、乾きにくくなって冷たくなるおそれがあるので、避けたほうがいいんですね。
スポーツで汗をかく人や、暖房完備の環境で汗をかいてしまう方なんかは、レーヨン混のインナーは避けたほうがよろしいです。
乾燥肌・敏感肌には天然素材か?
わたしは、ずっとユニクロのヒートテックを愛用してきたのですが、今年はどうしようか悩んでいます。暖かさや着心地には満足しているのですが、どうも肌が乾燥して、湿疹ができやすくなるような気がするんですよね。
最近は、天然素材が見直されてきています。と言っても、綿やシルクは、品質にかなりばらつきがある印象。耐久性やフィット感など、正直気に入らない部分も少なくありません。
そこで、今年は、とりあえずベルメゾンのホットコットを試してみようかと思ってます。ホットコットは、綿45%混というところがヒートテックと一番違うところ。暖かさでは、なかなかの評判です。ある評価テストでは、ヒートテックより保温力に優れているという結果もあります。このホットコットを一番下に着て、その上にヒートテックを重ねていく、という戦略を立ててみました。
ところで、ホットコットには、ホットコット極上というのもあります。極上は、綿95%と肌には良さそうです。ただ、やはり暖かさやフィット感にもの足りなさを感じるという口コミも見られます。また、洗濯に対する耐久性についても、やはり天然素材の弱さが出てしまうといった意見も。その上、ふつうのホットコットやヒートテックの2倍の価格というのも見逃せないところ。
一番下のインナーがキモ。
冷えとりの靴下も一番はじめに履く靴下がとっても大切なんですね。これが快適でないと、重ね履きができなくなるんです。
インナーも同じですね。一番はじめに着るインナーがしっくりこないことには、2枚目、3枚目と重ねられません。
一番はじめに肌に直接触れるインナーは、肌にやさしい天然素材にしたいのは山々です。でも、天然素材で、かつ薄く肌になじむものを厳選すると、コスト的に合わなかったりします。
天然素材だったら何でもいいというわけにもいきません。
- 伸縮性に欠け、肩が凝るもの。
- すべりが悪く、重ね着しにくいもの。
- 厚くて、重ね着しにくいもの。
は、除外です。せっかくのシルクのインナーが窮屈で使い物にならなかった失敗もしました。
うちは寒いので、2,3枚重ね着ができないことには使えません。ヒートテックは、その点でも優れているんですよね。
ホットコットは、おそらくヒートテックほど薄くないし、フィット感も少ないのではないかと想像しています。
デザインも、八分袖がなく、襟ぐりも広過ぎるのが気になります。
でも、肌にやさしく、無理なく重ね着ができるようならば、ヒートテックに換えて、ホットコットを一枚目のインナーにしていこうかと思案中です。
インナーは、年々進化してきていますので、期待しつつ、試していきたいと思っています。
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