寒い季節、暖房で部屋全体をあたためることには限界があります。省エネのためにも、また、健康上、浴室や台所、居間など各部屋間の気温差を小さくするためにも、暖房は控えめにして、服装でじょうずに防寒したいものです。
重ね着で着膨れしないコツ
薄くて伸縮する素材を選ぶ
ユニクロのヒートテックをはじめ、今は、薄くてもあたたかい機能的にすぐれた下着がいろいろあります。
伸縮素材を選ぶことも忘れてはいけません。複数枚重ねることを考えて、窮屈にならないよく伸びるものを選びましょう。
袖なしの枚数で調整
とくに寒い季節、たくさん重ねたい人は、袖なしのものを重ねて調整すると、肩がこるようなことはありません。胴をあたためれば、しっかり防寒できます。
薄くても、重ねることで空気の層ができるのであたたかく感じます。枚数を重ねたい場合は、なるだけ薄手のものを選ぶといいです。
リブ編みのように、からだにフィットするけれど、よく伸縮するものは、着膨れして見えにくいのでオススメです。
似合う色にしぼって着こなす
年を重ねてくると、思い切って明るい色を着てみたくなったりするんですよね。
でも、基本の色は、ベーシックな黒・白・ベージュに決めておくと、無駄な使えないワードローブが増える失敗を減らせます。ベーシック色が決まっていると、重ね着で合わせるのもカンタンです。
ベーシックな色は、老けて見えるのでは? とわたしも心配になっていたのですが、モノトーンは、若い人よりも50代おとな世代のほうが垢抜けておしゃれに見えるんですよ。
おとな世代のお料理研究家やアート系のお仕事をされている方たちのおしゃれな着こなしを見てみると、なるほどものすごく色数が少なく、あっさりした感じのものが多い気がします。
若い人は、シンプル過ぎると地味になってしまいますが、大人世代は、洗練されて見えるようです。
さし色や流行のものは、マフラーやアクセサリーなど小物でさりげなく取り入れる程度に押さえたほうがおしゃれ。
上質一生モノにこだわらない
50代おとな世代だからといって、むやみに高価なものにこだわらないことも大切です。なぜなら、洋服は、基本的には消耗品で、一生モノはまずないと思ったほうがいいからです。
もちろん気に入って、大切に10年以上着ているものもあるかもしれませんが、それはたまたま長持ちしたと考えるべきで、はじめからねらって一生モノになるわけではありません。
洋服は、数年で痛み、趣味も変わってくるものと考えて、納得できる値段の範囲内で、今似合う気に入ったものを選んだほうが賢いと思います。
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