芸能人は、やっぱりファッションのお手本になりますよね。そこで、大事なのは、誰を手本にするかってこと。
あくまでも手本なんですから、自分とかけ離れて素敵過ぎる人でも、全然かまわないと思う。
それでも、身長とか年齢とか、めざしたい雰囲気といった傾向は押さえておきたい。
いくらかっこよくても、真似できる要素がまったくないのではお手本になりません。
でも、具体的ないいお手本があると、着こなしがぐんと上手になれそうです。
阿川佐和子さんは、小柄女性の着こなしのお手本。
阿川佐和子さんは、小柄なんですね。大人かわいい着こなしがとても素敵な方だと思うんです。それでいて、知的ですよね。小柄でおとならしい着こなしをするのって、むずかしいんですよ。
上着やスカートの丈なんかがね。ちょっとしたことで、すぐバランス悪くなってしまうんですね。たぶん、背丈が小さいと、ココという似合うポイントが狭くて小さいんじゃないでしょうか。
背が小さいからと言って、なんでも丈を短くすればいいというものでもないようで、ヘタをすると、年齢にそぐわない幼い感じになりがちなのも困りどころ。もちろん、かわいいおばさんはアリなんですが、その微妙なラインがね、むずかしいのです。
スカートの丈なんかは、同じ身長でも、足のかたちや全体の体型、靴によっても変わってくるものでしょうから、そのまま真似すればいいというわけにはいかないのでしょうけれど、全体的なイメージだけでも、ちょっとめざしたくなるようなお手本を見つけるといいですよね。
リネンベア天竺カーディガン(D・イエロー)【大人のおしゃれ手帖No.2掲載商品】
異素材切換えワンピース(ネイビー)【大人のおしゃれ手帖No.2掲載商品】
阿川佐和子さんの流行・アンチエイジング加減が絶妙!
阿川佐和子さんは、中高年のファッションリーダーと言われているらしい。わかります。
とても親しみやすく、好感度が高い。失礼ながら、わたしのような一般人も、ちょっとめざしてみたくなってしまうキャラクターなんですね。
若々しくて元気なところが素敵なのだけれど、それが行き過ぎてなくて心地いい。どこがどんなふうにいいのか、わからないのだけれど。お人柄から来るところも大きいかな。
せめて、せめてファッションだけでも、と世のおとな女子が思うのも無理がないと思うのであります。
ファッション誌のモデルとしても活躍されているようですが、わたしはあまり目にする機会がないようなセレブ系の雑誌なんですよね。(病院の待合室で見たことがあるぐらい。)いっそのこと、阿川佐和子スタイルブックみたいなのを出版してほしいぐらいです。
いい年をした大人だからと言って、堅苦しく、ドレッシーになり過ぎるのも変だし、だからと言って、カジュアル過ぎて若作りになるのはイヤだし、といったあたりの悩みに、阿川佐和子さんなら、さらっと答えてくれそうなのになあ。
まあ、芸能人に限らず、ちょっと周囲を見回して、素敵なファッションのお手本になりそうな人を見つけるというのは、悩み多い更年期世代のおしゃれを学ぶのには、いい方法ですよね。
コメント