嫁入り道具だったカシミヤのコートが虫食いでぼろぼろになって処分しました。
思えば数えるほどしか着る機会がありませんでした。
カシミヤは一度着たらクリーニングに出し、カビや虫予防の管理を怠ってはいけないたいへんめんどうで手間のかかる洋服なんですね……。
軽くてあたたかくていいものでした。
価値観にも流行がある
一生モノのいいものを持つのがなんか流行っていたというか、当時の常識みたいなところがあったんですね。
若かったわたしは疑いもしませんでした。世の中はたえず移り変わっていくというあたりまえのことを知らなかったんですね。
とくにファッションなんてものは年々変わるものです。
一生モノなんて考えないほうが無難だと今は思ってます。
何回着るか
あらためてカシミヤのコートがほしいと思わないのは、着て行くところが今のわたしの生活にはほとんどないからです。
気軽に羽織れるショートジャケットなら素敵かもしれません。
でも、カシミヤだとメンテナンスに手間とお金がかかります。気軽に羽織るたびにクリーニングに出し、シーズンオフには保管に気を使わないといけません。となると、必要なしということになるんですね。
たとえば、観劇やコンサートにしょっちゅう出かける趣味があったり、仕事などで頻繁に着る機会がある人なんかはカシミヤのアウターがあると楽しいかもしれません。
肝心なのは、着る回数なんですよね。どんなにいいものでも、道具のようにただ持っているだけの洋服はわたしには必要ないんです。
【LL.Bean】キングフィールド・フリース・コート
わたしの理想とするアウターは
- 自宅で洗える
- 軽い
- 幅広いシーンで着られる
LL.Beanのキングフィールド・フリース・コートみたいなのがいい。【LL.Bean】キングフィールド・フリース・コート
これ、フリースですがアウトドア丸出しでなく、ちょっとした街着としても着られそうなデザインなのが気に入ってます。ウエストが絞れるところもいい。
とにかく、LL.Beanのフリースはじょうぶであたたか。洗濯機で洗濯できて機能性は文句なしです。
惜しいのは内側が全面フリースでスベリが悪いところ。袖ぐらいはスベリのよい裏地だと言うことありません。
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