ポリエステル素材というと、わたしなんかは冬のフリースをイメージしてしまってどうも暑苦しい。ところが、ユニクロのエアリズムをはじめとする冷感インナーと呼ばれているものはたいてい主にポリエステルが使われているんですよね。スポーツウェアなんかもポリエステル100%というものまである。
ポリエステルは涼しいの?それとも暑いの? 調べてみました。
ポリエステルには吸湿性はないが吸汗性がある。
ポリエステルには吸湿性がほとんどありません。つまり風通しが悪く、からだの湿気をとることはできないんです。ポリエステルが暑いと感じるのはそのせいなんですね。
ところが液体になった汗は素早く吸い取れる。それで汗をかいてもサラッと快適に感じるわけです。しかもポリエステルは軽くて乾きが速い。吸い取った汗が乾くときに体温を奪うのでからだが涼しく感じるといいます。
冷感ポリエステルなのに暑い気がする理由。
汗を吸うと湿って重くなり、なかなか乾かない、という綿の欠点をみごとに解決してくれるのがポリエステルだったんですね。
それなのにわたしたちのような50代女性にはいまひとつポリエステルは人気がないらしい。
というのも、おそらく液体の汗をかく暑さよりジトっとからだにはりつくような湿気による暑さのほうが多いからではないかしら。
ポリエステルで湿気をどうにかするとすればメッシュにするぐらいしかない。そのメッシュ加工というのがあまり肌触りのいいものではないんですよね。
わたしも更年期障害で突然発汗するホットフラッシュなんてこともあったりするけれど、どちらかといえば敏感肌のほうが深刻で、たとえシルクのようになめらかな加工が施されたポリエステルだとしても、風通しが悪いとかゆくなってしまうから使えない。
この頃は綿とポリエステルの混紡生地で、いいとこどりをめざしたインナーもあるらしいけれど、わたしは今のところ綿のクレープでじゅうぶん満足してます。
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冷房対策にはポリエステルのインナーが冷え過ぎなくていいかも。
その名も通気性抜群!グンゼのブラキャミ
綿・ポリエステル・その他混紡素材のグンゼ「クールマジック」シリーズ。メッシュ仕様で通気性がいいらしい。
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