身長151cmのわたしは、フリーサイズの既製服は、まずサイズが合いません。
ミシンもなく、洋裁も習ったことがないのですが、必要に迫られて、ごくごく簡単な寸法直しをします。
ワンピースの襟ぐりを狭くする。
肩が合わないと、パカパカしてからだにフィットせず、借りてきた服丸出しになります。ぜい肉はついているのですが、胸が豊かでメリハリのあるグラマー体型ではないので、洋服が浮いたようになってしまうんです。
写真のように、カーディガンをはおってごまかして着ていたのですが、ワンピース1枚でも着れるように、襟ぐりを小さくすることにしました。
このワンピースは、かぶるだけのシンプルな作りです。後ろのタグのあたりでつまんで重ねました。
飾りボタンをつけてみました。
もちろん、こんなふうに簡単につまむだけで襟ぐりを小さくできるものは、限られています。デザインが凝っていて、ギャザーやタック、襟なんかがついているものは、簡単にはできません。全体のバランスをとるのも難しくなります。
わたしの場合、購入するときに、お直しが必要になることを予想して選びます。
お直しがいらないものを探すのですが、それがかなわないときは、できるだけお直しが少なく、簡単にできそうなものを選びます。
当然のことですが、気に入った洋服であることは言うまでもありません。その上で、お直しが最小限で済みそうなものを選びます。
どうしても気に入った洋服のリフォームが自分でできないときは、無理をしないでプロにまかせたいと思っています。冬物のコートの袖丈詰めなどですね。間違いなく、イメージどおりにきれいに仕上げてもらえます。でも、あんまり複雑なリフォームをしないと着れないような洋服は、自分に合わないものだと思ってあきらめることにしています。
めんどうな巻きスカートを便利なギャザースカートにリフォーム。
モデルさんが素敵に着こなしていたので、欲しくなって買った巻きスカートです。
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わたしが着ると、丈が長過ぎるせいか、柄もおばさんぽく、やぼったく見える。(おばさんに違いないんですが。)モデルさんのようには着こなせない、とわかっていたつもりなのに、こうした失敗は尽きません……。
この巻きスカート、ちょっとめんどうなんです。トイレに行くたびに、ウエスト周りのちょっとした着崩れをなおしたくなるのですが、それがたいへんなんです。それで、自然と着なくなったんですね。
で、丈を短くして、履きやすいウエストゴムのギャザースカートにリフォームしてみました。
巻きスカートなので、ギャザースカートにするだけの生地はたっぷりあります。
やぼったいおばさんじゃなくなったかどうかはともかく、何とか自分らしいスカートになりました。やっぱり、サイズ感というのは大事です。
これで、巻きスカートのときより着る機会が増えそうです。
微妙なサイズ感を見逃さない!
似合うという大事な要素の一つは、ぴったりからだに合ったサイズであることです。
この頃は、サイズ展開も豊富になりました。それでも、ちょっと丈を詰めたり、ちょっとつまんだりするだけで、さらにきれいに着こなせることも少なくないんですよね。
少ないワードローブを少しでもきれいに着こなすために、微妙なサイズ感にちょっと敏感になってみませんか?
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