冷えとりを始めると、せめて下着ぐらいは天然素材のものがほしくなる。今は天然素材のほうがぜいたく品である。庶民のわたしは、1枚買うのにもかなり勇気がいるのです。
シルクの下着、買ってみたものの
ずっと昔、海外旅行のおみやげに、シルクのパンツをもらったことがある。なんだかツルツルして透けるように薄かったのを覚えている。
当時わたしはニット地のパンツしか履いたことがなかったので、ほとんど伸縮性のないような薄いパンツが何だか頼りなくて、「きれいだな」と思ってはながめるだけで、とうとう一回も使わないままたんすのこやしになってしまった。それがはじめてのシルクの下着との出あいだった。
自分で選んで買ったのは、つい最近のことである。半額セールで購入した、やっぱりほとんど伸縮しないツルツルのTシャツだった。
シルクは、夏涼しくて冬あたたかいものだと聞いていたのに、そのTシャツは、いつ着てもぞくっとする冷たい肌触りが何とも不快で仕方なかった。ヒートテックのほうがずっとあったかい。それでもシルク100%の魅力を信じてしばらく着ていたのだけど、だんだん寒い季節になってくると、「ほんとにこれシルクなの!?」という疑惑とともに、あの冷たい肌触りにがまんできなくなって、とうとう着なくなってしまった。安物でよかった。
シルクにも伸縮するニット素材があることや、繭のクズで作るちょっとお手ごろなシルク素材があることもわかってきた。だんだんわかってくると、値段というのは、じつによくつけられていると思う。
いいものは、それなりに高価で、そうそう掘り出し物なんてないんですよね。
品質と値段の相場をよく知ってから、そこそこいいものを1枚か2枚だけ持つようにして、大事に使うのがいいかなって思ってます。
シルクの五本指靴下、丈夫さをとるかノンストレスをとるか?
冷えとりでは、数枚から十数枚もの靴下を重ね履きするのですが、一番はじめに履くシルクの五本指靴下には意外と気を使うのである。
わたしの場合、一番に穴があいて痛んでしまうのがこの一枚目だからです。
そこで、丈夫なワイルドシルクでできた、厚めの靴下にしてみたら、これが何とも心地が悪い。たくさん靴下を重ね履きすると、足の指が何だかすれるような感じがして痛くなるではないですか!
ところが、外出時、靴下の枚数を少なくして靴をはくときには、しっかりしたワイルドシルクが心地よかったりする。
うちにいるときと同じ枚数の重ね履きをして履ける靴は、今のところごく限られている。外出できる冷えとりファッションは、さらに限定的である。やむを得ず靴下を減らして出かけるのが実情なのです。
細い糸で編んでいる薄地のシルク五本指靴下なら、どんなときもOKなんですが、穴があきやすいので、たくさん持っていないとダメ。ほんと困ったものです。
冷えとり靴下はどれぐらい必要か?
冷えとり靴下の洗いがえをばっちり揃えようと思っているわけではないのですが、穴があいたり、汗をかいて取り替えたりしようと思うと、2セットではちょっと心細く、3セットはほしい。
できれば、1枚目のシルク五本指靴下は、薄手と厚手の両方が余分に数枚あるとほぼ完璧。
4枚履きを1セットとすると、
- 1枚目シルク5本指靴下:薄手5枚、厚手3枚
- 2枚目綿5本指靴下:3枚
- 3枚目シルク先丸靴下:3枚
- 4枚目綿先丸靴下:3枚
最低これぐらいあるといいかなと思います。4枚以上重ね履きしたい人や、まめに洗濯する人は、もっと多くあったほうがいいので、かなりの量になってしまうんですね。
冷えとりにあると便利なもの
レッグウォーマー
靴下の重ね履きを覆い隠すのに便利。着脱もかんたんにできるので、出先での温度調節に重宝します。
よく伸びる高品質タイツ
きれいめのよく伸びるタイツがあると、おでかけの冷えとりファッションに重宝します。レギンスやズボン下の上からさらに重ね履きできるものがいいですね。
ファルケのコットンタイツは、伸びが悪く、いったん伸びると伸びっぱなしになるところがあるので、冷えとりの一番上に履くのには向かないかもしれません。ワンシーズン持たないという評判も……。色が豊富できれいなんだけど。
リブ織りのような伸縮性の高いものがおすすめです。妊婦さん用のものもねらい目。
一番上に履くタイツは、3000円以上の確かな品質のものを選んだほうが結局は賢いと思います。
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