自宅でひとり過ごす時間が長い生活をしています。今の暮らしは気楽で気に入ってます。
人付き合いや会話をしないと、認知症リスクが高くなると言われると、気にならないわけではないのだけれど、わざわざ出かけてやりたいこともない。
外出もせず、とくに趣味もないと、お金を使わなくていいなぁ。
などと思っていたら、ふとすっかりおしゃれに無関心になっている自分に気づきました。
これってヤバくないですか?
人の目がないと、おしゃれしても意味がない?
もともと洋服が好きな人は、人に見られても見られなくても、そんなことは関係なしにおしゃれするものなんでしょうか?
素敵な洋服でおしゃれしたら、自然と出かけたくなるものなのかもしれません。
それが、どこへ行くあてもなく、誰に会う予定もないような暮らしをしていると、素敵な洋服や靴は、べつになくてもいいようになってくるんですね。
どこに出かけることもなく、誰に見せる機会もないなら、べつに持つ必要もないように思うんです。
おしゃれしないから出かけなくなるのか、出かけないからおしゃれしなくなるのか?
どんな暮らしをするにせよ、身だしなみを整えることを忘れないようにしたい。
アウシュビッツやシベリアの過酷な収容所でも、できうる限りの身だしなみを整えて過ごしていたという偉人の話を聞いたことがあります。
そのような極限の環境にあっても身だしなみを整えられるのは、それこそ偉人だけかもしれないけれど、どんな暮らしであれ、人は身だしなみを整えてこそ、豊かな気持ちになれるものなのかもしれません。
きっとその身だしなみの先におしゃれはあるんだと思います。
誰に会うでもない気ままな暮らしを楽しむにしろ、人はひとりでは生きられません。いつ誰にお世話になるかわからないんですよね。
おしゃれするところまでいかないまでも、せめて身だしなみを整えることを忘れてはいけない、と戒めています。
コメント