50代で好きな格好するには勇気がいる!?

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おしゃれなシルバーたちの写真集が売れているらしい。しかも買うのは20代から30代の若者なんだとか。わたしももちろんおしゃれなおばあちゃんにたいへん興味がある。だって少し先行く先輩方がおしゃれだと、わたしもまだまだおしゃれできるかなあ、ってうれしくなるじゃないですか。無理して若い人の真似をするよりずっといい。

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白髪が似合う年になりたい。

ついこの間まで老けて見えるのが嫌でした。更年期になって白髪染めがつらくなってからもトリートメントタイプの白髪染めやヘアマニキュアで懸命に白髪を目立たないようにしていました。

でも、地肌の負担を思うと、ほんとはすぐにでも白髪染めをやめたくて仕方なかったんです。だけど、わたしの年で白髪染めをきっぱりやめるのはかなりの勇気がいります。わたしはそんなに強い人間ではありません。確かに集団行動はうまくありません。それでも「寄らば大樹の陰」「長いものには巻かれろ」的な生き方をしてきました。

日本ではそのほうがあれこれ言われずにすむのでラクなんですね。悪目立ちはしたくない。

ですがやっぱりからだには勝てません。とうとうついに白髪染めをしない決意をしたのでございます。

今はただ、早く白髪の似合う年になりたい。「どうしたの?」ってびっくりしたような顔で見られるたびに凹みます。いちいちわけのわからない言い訳をしている自分にも嫌気がさします。自分が気にするほど人はわたしのことなんか見ていない、とわかっているつもりでも、視線が気になってしかたありません。白髪ブームが来ないかな……。

売れてるらしい「おしゃれシルバー写真集」

なにはともあれ、お年を召しても元気で素敵な方々を見るのはうれしいことです。

頭髪が茶系から灰色に変わるとイメージ変わります。

髪の色が茶系から灰色に変わってくると印象がずいぶん違ってきます。

黒や紺、はっきりした赤や青が着たくなる気持ちがわかります。ベージュや淡いパステル色を合わせたらぼけてしまいそう。

メイクもそこそこしたほうがよさそうです。せめて口紅だけでも。

もちろんブローもしっかりしないとだらしなく見えそうです。

白髪は染めてないけど身だしなみには気をつけてます! っていうところをアピールしないといけないんですね。ラクしてるとだめです。スキを見せてはいけません。これはこれでかなりたいへんです。白髪染めをやめるといろいろ気を使うものです。

おすすめ!ガスールで髪のお手入れ

ガスールは天然の泥。地肌も髪もやさしくさっぱり洗えます。

おしゃれなおばあちゃんスタイルをめざすしかない。

こうなるとおしゃれなおばあちゃんをめざすしかありません。

一般的に「おばあちゃん」と言われる年になると、なにもかもが自由になる感じみたいなんですよね。社会のしがらみから解き放たれて自分のしたい格好ができるようになるんです。仕事とか役職といった立場から自由になれるからでしょうか。モード系でも乙女系でもクラシック系でもトラッド系でも何でもそれなりに着こなせてしまう。これこそ年の功ですね。

ここで一気におしゃれから引退してしまう人も少なくないようです。「いい年なんだから、もっと地味にしなさい。」なんてことを言われても気にしないで開き直って楽しむには馬力がいりますからね。

アーティストの草間彌生氏なんてかわいいですよね。とても85歳には見えない。わたしの両親より年上なんですよね……。カッコイイです。でも、みな草間氏のようにはなれません。

「したいことをする」って簡単じゃない。批判とか中傷を乗り越えて、それでも貫き通す強さと勇気っていったいどこから来るんでしょうね。ずっとふしぎでした。でも今は少しだけわかる気がします。きっと楽しいからですね。楽しいことは、だれに何と言われようが自然とがんばれますからね。で、本人が楽しんでることには周囲も理解を示すようになるんじゃないでしょうか。

わたしは目立ち過ぎず、でもやぼったくないあたりをねらってきました。自分はどんな格好がしたいのかなんて、ほとんど考えたことがなかった。だけどこれからは「白髪が似合う」ファッションを自分で見つけていかないといけないんですよね……。自由っていうのはむずかしい。

心細い限りですが、自分の好きなものを見つめ直してミニマムに厳選していきたいと思います。

白髪スタイルを実践されている諸先輩方、あるある体験お聞かせいただけると嬉しいです。それから白髪染めやめたい人、お友だちになりませんか。

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