うちでは、ほとんどの洋服をたたんで収納します。めんどくさい? わたしもそう思っていました。何でも収納できるおっきなウォークインクローゼットにあこがれたものです。
たたんでしまうのが苦にならない数しか洋服を持たないことにすればいい。そう気がついてからは、何でもかんでもたたみたくなるんですね。おかげでたたむ技術が向上しました。要は、経験値のみ。誰でもじょうずにたためるようになります。
こんまり氏のたたみ方が基本。
たたみ方の基本は、こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』で学びました。
どんなかたちの洋服も長方形にするのがコツ。うまくたたむと靴下でも立たせることができます。
手づくりガイドを利用してみる。
ダンボールや下敷きでたたみガイドを作っている人もいます。市販のたたみボードは、けっこう高いわりに、やがて使わなくなる傾向があるようなので、多くの場合、わざわざ買う必要はないかと思います。たたみ道具の下敷き
tatta(タッタ)
NHKの「まちかど情報室」で洋服をコンパクトに収納できる厚紙として紹介されました。これはたたむためのガイドとしてだけではなく、洋服につけたまま収納するもので、洋服の数だけ必要になります。旅行や出張には便利かもしれませんね。ただ、セーターなど厚さのある洋服には利用できないみたいなので注意。
立てる収納。Tatta (タッタ) 20枚セット
たたむのがおっくうになるワケ。
たたむのがイヤになる原因は、せっかくたたんでも、ぎゅうぎゅう詰めに押し込まないといけないので、すぐにぐちゃぐちゃになるから。つまり、洋服の数が多過ぎるんですね。
たたんでなおすのがおっくうになった洋服の山がいつの間にか部屋のあちこちに……。
こんな状態から抜けるには、着ない洋服を減らしていくしかありません。着てない洋服を減らすのだから、困ることはないはず。処分するときの「もったいない」といううしろめたさは、今乗り越えてしまわないと、後になればなるほどむずかしくなっていきます。片づけられないシニアが増えていて社会問題になってます。今からすっきりきれいなワードローブ生活に向けて動き出さないと……。
「古着deワクチン」を利用すると、洋服を手離しやすい。
古着deワクチンは、洋服と同時にワクチンを寄付するサービスです。これを利用してから、オットの片づけ意欲も高まって喜んでます。
不用な洋服が片づいてくると、ちょっとたたんでなおしてしまえばきれいにおさまるので気持ちいい。あまりおっくうにならず、むしろ積極的にたたんでしまおうという気になります。
洋服をたたんでなおす場所は、つるしてなおす場所より確保しやすいのではないでしょうか。
とりあえず、ひとつ、引き出しやボックスに合わせて、洋服をたたんでみませんか? すっきり最小ワードローブに一歩近づけますよ。
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