ここ最近、トップスをインするスタイルが流行りだしてきているらしいです。ボトムスもハイウエストものが登場してきているとか。
その一方で、ワンピースやチュニックにスリムなパンツを合わせるスタイルも健在です。
今は、一つのスタイルをみながいっせいに着るような流行の仕方ではないようです。時代に合わせて、それぞれの多種多様なスタイルが変化しながら共存しているんですね。
アラフィフ以上のおとな世代は、ウエスト周りが何かと気になります。ヘタに隠せば野暮ったくなり、無理して見せれば痛々しい。
ウエストラインのじょうずな見せ方と隠し方、研究しないとですね。
何が何でもトップスをインする必要はない。
この頃のファッション誌やコーディネイターのアドバイスの主流は、トップスはインみたいです。
唯一、ローカルTVでピーコさんだけは、インしていた小柄なレポーターの女性に、ウエストで断絶してしまうような着こなしは損だとアドバイスしていました。
確かに、このときのトップスとスカートは、同じ色のものだったせいか、ウエストを隠して着こなしたほうが、統一感があって、ずっとすっきり見えました。
結局、ケースバイケースなんですよね。
トップスの丈やラインによっても違ってくると思いますし、体型によっても変わると思います。
今は、インが流行だから、何が何でもインしないと! と思い込んで、ちゃんと鏡を見ないのが一番いけないことだと知りました。きれいに見えるスタイルは、自分で見つけるしかないんですね。
地曳 いく子氏によると、アドバイスを頼むなら、辛らつな娘や息子がいいそうですよ。
そのまま着てもおしゃれに見えない。
吹風ジュンさんが「おしゃれは努力」だと言ってました。
おしゃれな洋服を買っても、おしゃれにならないんですよね。その一方で、何てことない服装なのに、なんかおしゃれに見える人もいます。
どうして?
どうしようもない容姿の差、と言ってしまえばそれまでです。どうすればいかに素敵に見えるかのくふうや努力の差、というのもきっとあるんでしょうね。
コーディネイターさんのアドバイスや、おしゃれ好きな人を見ていると、買った洋服をそのまま何もしないで着ることがないように思います。
着ている人が少しでもかっこよく見えるように、ベルトをしてみるとか、ボタンをあけてみるとか、それこそインしてみたり、ときには丈を短くしてみたり、と、いろんなことをしてみてるんですよね。
わたしも若い頃は、鏡の前でいろいろしていたような気がします。それがいつの間にか、鏡を見るのがおっくうになってくるんですよね。
何を着ても素敵に見えないし、どうすればいいのかさっぱりわからないし、やっぱり年だから仕方ないわ、といったあきらめの境地になってくるからいけません。
一セット見つけておくのを目標に。
そこで、一つだけ、これなら誰に見られてもだいじょうぶ、というコーディネートのセットを見つけることをとりあえずの目標にしました。
わたしの場合は、近所のお買い物や美容院、町内会なんかが主なお出かけ先なので、かしこまった服装はいりません。会う人もバラバラなので、ワンパターンあれば十分です。
仕事や通勤時の服装、ママ友と会うときやおけいこごとに着ていく服装など、あらかじめシーンを決めておくと考えやすいのではないでしょうか。
これはわたしの失敗体験なのですが、あらゆるときに着まわせるようにと、あんまり欲張ると、難しくなる上、ぶれてしまう可能性が大です。で、いざというとき、結局着たい服がない! なんてことになりかねません。
おしゃれに苦手意識のある人は、なるだけシーンを具体的に限定して考えておくことをオススメします。めったにないスペシャルシーンではなく、比較的機会が多い人と会うシーンを想定しましょう。
それから、シーズンごとに一つ、シーンを一つと徐々に増やしていく感じで見つけていけたらいいなって思っているところなんですけどね。まだまだこれからです。
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