スタイリストの地曳いく子氏も述べています。
「ダサイ一ヶ月着回し」より「すてきなワンパターン」でよいのでは?
ある広告代理店だったかデザイン事務所だったかの社長は、お仕事柄、服装にとても気を使ってがんばっていたんだそうです。クライアントにダサイと思われてしまうと、仕事もできない、と思われてしまう業界だからですね。
でも、そのうち毎日のコーディネートを考えるのがさすがに負担になってきたんだそう。このままでは、本業に支障をきたすおそれを感じだ社長、仕事はどんなときも白いシャツ、と決めてしまったんだそうです。
大事なことに集中するために、無理な着こなしはしないのが懸命なんですね。
素敵なワンパターンファッションを見つける方法
とはいえ、そもそも自分に似合う素敵なワンパターンを見つけるのがむずかしい。自分が気に入って着ている洋服、本当に自分に似合っているのか自信がない。
そんなわたしみたいなアラフィフ女子のために、スタイリストの地挽いく子氏は適切なアドバイスをしてくれています。
お気に入りは、自然とヘビロテしているアイテム
気に入っている洋服は、無意識に何回も着ているものなんですよね。そういうのって、思っているほどたくさんありません。このように、たくさん着ている洋服が素敵なワンパターン候補になります。
次に注意したいのは、
何回も着ている洋服≠おしゃれで似合っている
ってこと。
デロデロに伸びたニット、どうみてもだらしなくておしゃれじゃないけど、着やすいのでつい着てしまってることってないですか?
わたしなんか、部屋着と称するこうした怠け着がたえずワードローブにくすぶっているんです。体調が悪いとき、ダラダラしたいときに、怠け着がラクでいいんですよね……。
などと言っている間は、お気に入りオンリーのすっきりワードローブは完成しません。
最近のお気に入りはノースリーブワンピ・ジャンパースカート
ノースリーブワンピースやジャンパースカートがこのところマイブームになってます。
もともとジャンパースカートは好きだったんですが、妊婦さんっぽく見えたり、子どもっぽく見えたりするので、この年で素敵に着こなすのは難しいなあって思ってました。
でも、慎重にデザインを選べば、いけそうな感じ。ラクに決まるのでいいですよね。
たとえばこんなの素敵。好きです。
切替ジャンパースカート(ブラック)【リンネル10月号掲載商品】
似合っているかどうかをコッソリ確かめる方法
洋服というのは、本当に油断ならないもので、ついこの間まで素敵に着こなせていたモノがどうも格好良く見えない、なんてことがしょっちゅう起こりうる。とくに、わたしたちアラフィフ世代は、その周期が短く激しい。思春期の若者と同じぐらい、身も心も激動する時期だからかもしれません。
そこで、誰にもヒミツでこっそり似合っているかどうかどうかを確かめる方法が自撮り。これもスタイリストの地曳いく子氏がオススメしている方法です。
鏡で見るより、さらに客観視できるそうです。
写真というのは、本当にいろんなものが映ってしまうもの。ブログ用にいろんなものを撮影しているとよくわかります。
「写真は老けて見える。」なんてよく言いますが、写真の姿がじつは他人が見ている自分の現実の姿なんですよね。わたしのように写真嫌いな人は、現実から目を背けている可能性大ってことです。
鏡にうつして見る時は、着替えたりして気ぜわしく、何より動いているので、じっくり観察できていないんですね。
自分撮り用グッズ
自分撮りするのに、こんな道具まであるんですね。
若い方たちを見習って、スマホで毎日、日記をつけるがごとく、自分撮りする習慣をつけるとよいみたい。
自分撮りと言ったって、誰かに見せるわけじゃないからよさそうなものなんですが、たぶん見たくないっていう心理がはたらくんでしょうか。オススメしておきながら何ですが、わたくし、なかなか自分撮り、どうも習慣になりません。
こんなふうにぐだぐだ言ってるわたしですが、「イケてないオバさん」にはなるのはイヤだな、なんて生意気に思っているのですから、まだだいじょうぶでしょうか……。
四の五の言わず、素敵なワンパターンファッションを見つけて、制服のごとく、着こなしませんかってお話でした。
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