マイ断捨離ブームに乗って、着ない洋服は順調に減っています。
ゆるりまいさんではないですが、モノを減らしたい波に乗ってしまえばこっちのもの。「べつになくてもいいんじゃない?」という目で見回すようになり、モノ減らしに加速度がついていくんですね。
もともと、もったいないから捨てられない、というよりは、捨てたり譲ったりするのがあまりにもおっくうになるぐらい、モノが増え過ぎててしまっていて、どうにかするにはたいへんなエネルギーが必要だったんですね。
年をとったらなおさらです。モノに埋もれ、家族に迷惑をかけ、挙句の果てにお金を支払って片づけてもらうハメに。
そう真剣に思い始めたのは、親や実家の片づけに悩む人が増えている、といった話題を耳にするようになったからかもしれません。
みんな「わたしはだいじょうぶ。そこまでひどくない。」と思っていたごくふつうの方たちみたいですよ。
着る服がない! だけど収納する場所もない!
でかけるとき、着ていく洋服がない。なのに、クローゼットには山のように洋服が積み重なっている。という状態は、めずらしいことではありません。
はじめはクローゼットにちゃんと収まっていた洋服が、やがて扉が閉められなくなり、簡易クローゼットと化した洋服の島が部屋のあちこちにできるのに、それほど時間はかかりません。
新しい洋服は買うのに、捨てたり譲ったりして手離す洋服がなければ、あっという間に増えます。
古着deワクチンはいかが?
縦×横×高さ≦160cmのダンボールに詰めて送ります。ダンボールは、ホームセンターなんかで無料調達できれば費用を抑えられます。(布団が入っていたらしいダンボールがちょうどいい大きさでした。)
クローゼット片づけのステップ。
収納場所を決める!
はじめに、自分の洋服を収納する場所を確保します。決めたら何が何でもここだけにおさまる量に減らす決心をしましょう。
だいじょうぶ。びっくりするほど少ない洋服で、おしゃれにしている人がけっこういますから。
タニアのドイツ式整理術・完全版
整理や収納の本は、いろいろありますが、みなそれぞれ個性があります。どれがいいというものではないので、自分に合うものを取り入れてアレンジするとよさそうです。
タニア女子の洋服の持ち方は徹底しています。少なくてもおしゃれできるお手本の一つ。
シーズン中の洋服から始めよう。
いっぺんに減らすのがむずかしい人は、今のシーズンの洋服だけとりあえず仕分けします。
- 現在着ている洋服。
- 寒くなると着る洋服。
に絞ります。
わたしははじめ、この段階で、ほとんどの洋服が処分行きになってしまうことに愕然としました。
流行や年齢だけでなく、仕事が変わったり、生活が変わると、着なくなる洋服がかならず出てきます。いつか着るかもしれない洋服は、また必要になったとき、新しいものを買うことにして処分します。
わたしも子どもが大きくなって、PTAや子ども会、入学式や卒業式の洋服がいらなくなりました。反対に必要になる洋服が出てくる場合もあります。
処分用の洋服は別にする。
不用になった洋服は、処分用の引き出しを作っておいて、たまると送るようにしています。
処分用の洋服をためておく場所を作っておくと、片づけがスムーズに進みますよ。
今着ている洋服も、とりあえず着ているとか、ないから仕方なく着ている、といった気分を下げる洋服の場合は、思い切って処分にします。
この段階でも数が多い人は、補欠の洋服を残さないようにしてみてください。そうすると、本当に着る洋服がないのかどうか、はっきりします。どんな洋服があればいいのかもわかってきます。
1ボトム3トップスあればいい。
NHKあさイチのスーパー主婦が言うには、下着を除いて100点までにするのがいいそうですよ。で、1ボトムに3トップス合うものがあればさらに効率的。
本気で処分したら、1ボトム3トップスの洋服もない! となったら、買うものをはっきりさせて購入してもいいと思います。
たいていの場合、少しぐらいは着たい洋服が残ります。少なくて心配になるかもしれませんが、案外だいじょうぶみたいですよ。お勤めの方なんかは、着たい洋服ばかりになって、かえって迷わず楽しく過ごせているという方も。
わたしも少ないからこそ、今まで発見できなかった組み合わせを発見してうれしくなったことがあります。
減らさないうちから洋服が減ることを恐れないでください!
なんともならなくなってから買っても遅くないです。そのときになったら、自分に必要な洋服がはっきり見えてきているので、失敗する可能性が低くなりますよ。
だけど、たいていなんとかなるものです。
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