洋服の賞味期限が短いのは、なにも流行に敏感な若い子たちに限らない。
時代の流れは早いし、人の心はうつろいやすい。
さらに、わたしのような更年期は、からだが子どもと同じくらい激変したりする。そんなことを思うと、あんまり長い目で洋服を選ぶ必要なんてないような気がしています。
今の気分に合うものを着たい!
アラフィフのひきこもり主婦でさえ、「今年の秋はスカートはきたいな。」とか、「小物は赤がいい。」といった気分があるんです。そんな自分の気分にぴったりの格好ができたら、やっぱりうきうきして楽しい。
でも、クローゼットには気分でないけど捨てられない洋服がどっさり。で、仕方なくもったいないから着る。そんなことを繰り返していると、だんだんおしゃれがおもしろくなくなるんですよね。
シーズンごとに洋服を総入れ替えする人の話がスタイリストの大草直子氏の本で紹介されていたのを思い出します。当時は、なるほど、と感心しながらも驚きました。ふつうの人には無理な話だとも思いました。
でもその人は、ファッション関係でも何でもない多忙なOL。シーズン終了時にすべての洋服を処分し、次のシーズンの洋服をいっぺんに揃える。だいたいどれぐらいの洋服があればいいかをきちんと把握しており、途中であわてて洋服を探し回ることがないように選ぶ。当然、着ない洋服は持っていないので、ワードローブに無駄がなく、すっきりしている。ショッピングに時間をとられることもないと言います。
ここまで完璧にできなくても、このいさぎよさはお手本にしたい。ファッションやおしゃれに自信がないけれど、身だしなみには気をつけたい一般人ほど、今の気分を大事にしたほうがうまくおしゃれが楽しめる気がします。先取りなんてできませんからね。
紺色ワンピースな気分
この秋は、紺色ワンピースな気分なんですよね。
【ナチュラン】コットン起毛 切替え配色ワンピース(B・ネイビー)
洋服の処分にはお金を負担する!
このブログで何回も書いていることなんですが、着ない洋服は、ある程度お金を負担して処分することが大切なんじゃないかって思うんです。
正直わたし、はじめは古着を寄付するのに送料を負担するなんて、なんだかもったいないと思ってました。古紙回収と同じ感覚で「処分はタダ」という先入観があったんですね。
だけど、お金を出して処分することで、そのあとの意識ががらっと変わったんです。
洋服の処分には、お金も手間もかかることを実感すると、セールだからって、軽々しく洋服を買うなんてことは、まずできなくなります。洋服を買うことに慎重になるんですね。
どうせなら、うれしくなるようなお気に入りの洋服を選び、思う存分着るだけ着て、心置きなく処分したい、ってごく自然に思うようになりました。
そう、洋服を選ぶとき、処分のことまで頭に浮かぶようになるんです。
洋服の処分は「
古着deワクチン 」を利用。
洋服とともに子どもたちのワクチン代が寄付できます。
洋服の賞味期限は短い!
洋服の賞味期限は、想像以上に短い。アラフィフのひきこもり主婦だと、ろくに着ないうちに、着たくない洋服になってしまうんです。
だから、種類も数も少ないほうがいいんです。そうすれば、着る機会が増えますから。
飽きないくふうは、小物でできるようになると素敵。
長持ちさせる必要もないので、とびきり上等で高価なものを無理して買う必要はありません。
でも、どうしてもお気に入りのものが高価だったら、思いっきりたくさん着るようにするといいですよね。もったいないからとっておく「よそいき」にお金をかけるなんて、それこそもったいない。
こうした風潮も、やがて変わっていくのかもしれませんが、とりあえず今はこんな感じで。
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