ワードローブを減らすことにほぼ成功したものの、それが最強ワードローブであるかどうかは微妙なところなんです。
ワードローブが少ないメリットはたくさんあります。着ない洋服はいくらあっても邪魔にしかなりません。ところが、減らせばすべてが解決するかというとそうでもない。洋服を減らすとまた違った世界が見えてくるんです。
二つのワードローブ戦略のバランス
とくにおしゃれに関心があるわけでもないふつうの主婦であるわたしの場合、いろんな種類の洋服はいらないんです。ごくたまにしか着ない洋服は具体的な予定が入った時点で調達することにしているからです。
ふだん着られるセットが二つか三つあればそれでいい。
これだけ少ないと、かなり気に入ったものにしたいと思うのが人情です。
そこで、おおよそ二つの戦略が思い浮かんできます。
- 上質なものを厳選して大切に着る。
- 新陳代謝を頻繁にして常に新しいものを持つ。
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洋服でお悩みの方は、ぜひ読んでほしい。
ちょっといい洋服を選んで安物は買わない?
少数精鋭ですから少し奮発してでも少しいいものを着るというのが一つ目の戦略です。毎日同じ格好をするのですからある程度の品質レベルはほしいところです。それにあまりチープ感ただようものをかわいらしく着こなすのは年齢的に厳しいというのもある。
いやいや価格はおさえて頻繁に入れ替える?
一方、二つ目は洋服を短期間で着つぶす戦略です。品質よりも新しいもの、タイムリーで似合うものや気分に合ったものを選びます。これはこれで楽しそう。
洋服はいいものでも消耗品です。どんなに仕立てがよくてじょうぶでも、デザインが古くなると着られません。気分だって変わりますよね。それなら頻繁に入れ替えることを前提にワードローブを作ろうという作戦です。
そこそこ良くてそこそこ入れ替えたい!
シーズンごとにワードローブを一新するおしゃれな人もいるようですが、わたしはそこまでワードローブの入れ替えを頻繁にしたいわけじゃありません。そんなことをすると、しょっちゅう洋服のことを考えないといけなくなる。どちらかというと、わたしは何を着るかといったことにわずらわされない生活がしたい。
ただ、洋服って突然似合わなくなったり、その気分じゃなくなるってことがあるんですよね。ほかに着てみたい洋服があらわれてしまうことも。そんなとき、気軽に入れ替えできるワードローブはいいですよね。
処分するときのことを考えて、なるだけブランド物しか着ないという人もいるそうです。わたしの場合はお直しをしたり、ハンドメイド作家さんのノーブランドの洋服も好きなので、古着の買取りは期待してません。処分は寄付か捨てるかのどちらかになります。
あまり高価なものもいりません。だからといって気軽に着つぶせる低価格のものがほしいというわけではありません。もちろんなかには安くてもいいと思うモノもあるんですよ。あれやこれやがうまく折り合える洋服を選びたいんです。
洋服はやがてみな不用品になります。その洋服にどれぐらいだったら気持ちよく投資できるか? そんなこんなを考えていたらこんがらがってきたんです。納得できるバランスというか落としどころってむずかしいですね。
こんなことを考えるようになったのは洋服が少なくなったからなんですよね。うれしい悩みなのかもしれません。これもまた楽し、ですね。
古着deワクチン
古着を寄付するなら古着deワクチン。洋服の大量処分ができますよ。
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